レオハウスで建てちゃった

レオハウスで新築中。もうすぐ明け渡し。ネットでは悪評も多いレオハウスだけど、実際どうなのかな?今後、家を建てる方の参考になれば・・・と思い純粋な感想を載せています。

自分の周りの人に聞いてみた -レオハウスとの出会いー

持ち家を持っている人に聞くと、中古を買ったというのを聞き、それも有りかも、と夫婦共なり希望する土地で探した。が、なかなか普通車2台止めれて、徒歩でも生活が可能な場所は見つからなかった。


建てた人にどんな所を見に行ったか聞くと、私達がまだ行っていなかったレオハウスとタマホームを見たと教えてくれた。ついでにその人はレオハウスで建てていた。
夫に伝え、まずはレオハウスを見に行った。
「展示場を見せてください」と言うとまずは、お決まりの用紙記入をすることに。そして4棟の家を見せてもらったけれど、私達についてくれた営業マンはやたら制振性を言っていた。制振性は揺れを軽減でき、耐震は1回の地震のみに対してだけど、制振は何回も対応できるとのことだった。この制振性に洗脳されそうなくらい何度も言っていた印象。家の気密性は1番わかり易かった。というのも、家の中の声が響くから密閉力が高いのが実感しやすかった。あくまで体感での感想。
夫が坪単価を聞くと、「ウチは坪単価の安いのもあるけれど、結局そのクラスの標準に満足しなくて坪単価40万とかになっちゃうから、もし見積もり出すとしても最初からオーソドックスなクラスの坪単価ので出しますね。後々増えていくの嫌でしょ?」「そりゃ増えないに越したことはないですね。」
この営業マン、私達が土地もまだ探し中ということもあるからか、それとも元々そういう営業スタイルなのか全くガツガツもしていなければ私達を煙たがっている訳でもなく不思議な営業マンだった。そして制振性のイメージ(笑)
「土地を一緒に探します」と凄く軽く言われ、本当に探してくれるのか不安さえ覚えた。一応「希望する場所が狭すぎて(本当にピンポイントの範囲)なかなか探すの大変かも」とこちらが言うと「逆にそこだけを探せばいいから楽です」と言われ、それは心強いし有難いとも思えたけれど、もしや面倒くさがりか?とも思えた。
後日、他のメーカーさんは結構同じ売地を持ってくる中、この営業マンは空地、建物はあるが売り、比較的よさげな売りなどを地図に書きこみ、良さそうな所のは土地の写真や金額・坪数などの資料をくれた。
だが良い所はなかった。土地は色んな意味で妥協をしたくなかったので。残念。
そして私はまだこの頃はローコスト住宅という言葉も知らなかった。まだまだ私の中で建てる気がなかったから、住宅に関する知識を得るために調べたりする気もなかった。土地がないし。


初めての展示場 -他のハウスメーカーー

夫が家を建てたいと言い出して1ヶ月後、一流企業と云われる企業が建てているモデルルームに行ってみた。6社が建てているので色んな所から違う事を小出しで聞いてみたかった。
初めに入ったモデルルームはアイホーム(地元のメーカー)。ここは夫の職場の人も建てていて凄く良かった。見せる所、隠す所、収納等々…。だからまずこのメーカーから見た。ここでは細かい話はせずただ世間話をしただけで終わってしまった。ま、私達夫婦にはまだ建てる土地がないから仕方がないんだけれど。でも数日後に希望の場所の売地を郵送で送ってきてくれた。

次に入ったモデルルームは東日本ハウス。他のハウスメーカーがモダンで今時のモデルルームを建てている中和風だったのが気になったらしい。東日本建設のスタッフは基本的にただいるだけで、スルーされていたけど勇気を出して聞いてみた。まず、私達夫婦はまだ土地を持っていない何も知識がない(私はまだ建てる気がないのでネットでも調べてもいない)銀行からの借り入れの仕方や、建てるまでの流れ。すると結構親切に教えてくれた。

まず、先に土地を買う前までに建てたいメーカーを決めておくこと。土地と建物を一緒に借入する場合、土地を契約後(頭金を支払って)1ヶ月以内に全額を支払わなくてはならないらしく、それまでにハウスメーカーを決め間取りを決めハウスメーカーとの契約をしないといけなくなるから失敗してしまう可能性が高くなるとのこと。

<なるほど、失敗はぜひとも避けたい>
銀行借り入れはまず必ず仮審査があるということ。でないと、契約した後にその金額支払えませんとなる可能性があるので、自分たちがいくらまで借り入れができるのかを知る目安にもなるらしい。

<ふむふむ>
銀行は自分たちで仮審査を出してもいいし、どのメーカーでもだいたいその時に金利の安い銀行等を把握しているからハウスメーカーで頼んでしてもらってもいい。

<これはわざわざ銀行まで出向かなくてもいいので楽かも>
ついでに仮審査の時は自分たちの予算より多めに設定しておくことが重要。家を建てる上でオプションを後から追加したくなる事があった時に仮審査で通した金額を上回ると本審査が通りにくくなる(通らないケースが結構ある)らしい。

<借り入れができなくなるのは困るが、予算を上回るのも嫌だ>
ハウスメーカーとの契約の際、契約金(頭金)がだいたい100万現金で必要。頭金を入れれない場合は銀行からの借り入れに盛込むことも可能だけれど、基本は現金。
<いや、私建てる気ないので、そんな大金用意できません>
と心の中で思いつつ、いやきっと対応してくれていた営業の方もわかっていたはず。それでも親切に他にも色々と教えてくれた。
家を建てるにはいくら必要なのか。坪単価80万の家を36坪建てるとして、2880万。そこに土地代、諸経費も事細かに現実的な金額で足してくれての総額を出してくれたのですが、私には坪単価って何???というのが理解できなかった。初めて聞く言葉だった。けれど、結構東日本ハウスさんに長居して疲れたのであえて訪ねなかった。体力を消耗してしまった。自分から聞いといてごめんなさい。



疲れながらも次は役所広司でお馴染みのダイワハウス。リビングが面白いつくりをしていたけど、実用性のないリビングだなぁ…と見ていると若いお兄さんが対応してくれた。若いお兄さんにまずは土地がないことを話すと建売を勧められた。だけど自分達の希望する土地からは離れていたので、金額の目安程度にチラシをいただいた。ついでに「坪単価」の意味を聞いてみたがよくわからなかった。今思えば、彼はちゃんと丁寧に説明してくれたのだと思うけれど無知の私では理解が全くもってできなかっただけだろう。理解力がなくてごめんなさい。
そしてその日の夜、私が気にしていた収納の本をわざわざ家まで届けてくれてありがとうございました。モデルルームから遠いのに。

 
私達夫婦はモデルルームを見て回るのにこんなに時間がかかると思っていなかったので、次で最後に…。6棟を3時間で回れるだろうと思っていたら、既に4時間もこの時点で経っていた。



夫が1番外観が好みという一条工務店。入ってすぐに営業が付き、こちらが何も尋ねる前に性能や特徴等々をずっと説明してくれた。これはこれで新鮮だった。高気密・高断熱・全室床暖房・二重ガラス・太陽光パネル(屋根と一体型)・防蟻剤の木材・標準で鏡面仕上げの諸々。正直、もう既に営業時間過ぎているのに熱く語ってくれた。最後のほうでようやく「坪単価って何ですか?」と聞けた。絵を描きながら説明してくれたので、理解できた。坪単価とは、家を建てる総面積の1坪の金額との事だった。そこには他のハウスメーカーの場合台所や洗面台、お風呂等モデルルームの物は殆どオプション(追加料金が発生)するが、一条工務店の物は殆どが標準だから追加料金がかからない、とのことだった。今回は時間がもうないので、次またお話をさせてくださいと、日時を決めて一条工務店を後にした。

帰りがけ夫とどこのメーカーが気になったか話した。1番魅力を感じたのは一条工務店で一致した。他のハウスメーカーが坪単価80万からのところ一条工務店は63万かららしく、勿論80万円代まであるらしい。63万円でも充分高いが、全室床暖房や、屋根やカーポートに大容量の太陽光を載せれることしかも屋根と一体型、熱交換型換気システム(ロスガード)今日説明を受けた全てが魅力的だった。

が、何度も会いお互い話をすればするほど、私の心は離れてしまった。

ロスガードがでかいこと。サイズは曖昧だけれど多分0.5畳位。だけどそのスペースすら惜しかった。

床下暖房は和室にも張り巡らされているので畳を張り替える時も一条工務店でお願いしないといけないし、実際住んでいる人の所にお邪魔した時、床暖房は宮崎では熱いくらいらしい。しかも床に張り巡らせてるチューブが集められているところをローカの壁にしたら少し出っ張っていてもったいなかった。
そして何より凄く営業の方が押していた大容量発電は実は既に全取りをしないかも…という話が内々で分かっていたのを公表される前に売りたいだけったった、ということがわかってしまった。また、家の契約を取りたいがため、「土地はどこでもいい、妥協も必要だけど、家だけは一生住むものだから妥協しない方が良い。」と土地も含めて住むのは一生なはずのものをちぐはぐなことを言うようになってしまった。そして毎回、両家のどちらかからの援助若しくは同居のことを聞かれ、うんざりに。毎回、「どちらもありません。夫の収入のみ」と答えなくてはいけないのも億劫になっていった。
正直、凄く良い!!と最初思っていたため、色んな意味で私は最終的に心が離れていき、分不相応な高級住宅であるとも夫に伝えた。夫としては工場で作っているのに完成までに一年半かかと言われたことで、却下だったようだ。

家を建てるきっかけ…

家を考え始めたのは去年の夏。夫が職場の先輩や同僚の新築を見たのがきっかけだった。それまでは無関心だったのに…。私も10年後を目安にのんびり考えていたので、びびった。
家を建てるのそのものは夫の熱がすぐに冷めるだろうから先だろう…と思い、「建てたいのならまずはハウジングとかの展示場を見に行ったり、建てた人からの感想や金額も聞いてリサーチが必要だね」とアドバイス。
すると職場の人たちに片っ端からリサーチ、日々「どこどこのメーカーでどのくらいの金額で建ててた。土地は何坪でいくら。借り入れは総額いくら。」と報告を受ける度に私は気絶しそうになった。というのも、金額が半端ない…!!
ついでに、夫が聞いた職場の方々は借り入れ相場4000万というとろこでした。(私の記憶の中では)
メーカーは様々でしたが、結構皆さん一流企業か地元のでも一流企業と同じ高級工務店で建ててます。
坪単価60以上するところばかり…。
確かに地元の工務店(一流企業なみの金額する工務店)で建ててる人達のお家は間取りも素敵で魅力的だった。何を売りにしているのかもわかり易かった、知識の全くない私でも。そして夫にも…それが火をつけたんだろうけど。